シャレマニ感想まとめ

基本的に感想はいつもふせったーで都度吐き出していたのですが、この前久しぶりに自分のふせを読み返していたら、いやーそれな!って当時の自分に共感しまくったので(笑)ここでまとめてみようかなー、という。気まぐれです。要はログを自分でまとめているだけです。ネタバレ注意。あと陀宰メイへの肩入れがすごい。

 

 

 

茅ヶ裂ルートでメイちゃんがマモヒヨのことを「二人とも自分より周りを優先しがちだから二人が幸せそうにしてくれてると嬉しい」みたいに言っててそれなそれな分かる~!って思ってたけど、いや、いやいや、いやいやいや!メイちゃんあんたね、、、。

 

 

メイちゃんに凝部くんが好きかって訊かせるのもしんどいし勿論凝部くんとメイちゃんの再演もしんどいしトドメの一言「あいつの隣は、お前に譲るよ」あまりにもあまりにも、、、

 

 

帰還後のヒヨリたちの記憶からメイちゃんがいなくなっていることを確認しながら各√のEDを振り返るという切ない作業していた(マジで切ない)。結果をまとめると、
 
陀宰の記憶がない(全員の人数が”8人”である)ことが明言されている⇒明瀬、茅ケ裂、獲端、凝部、※射落
言及なし⇒萬城
それ以外の√⇒陀宰、廃寺、双巳

射落√、初見時は具体的な人数気にしてなかったけど、ラストの火あぶりゲームを始める時、ディレクターはこれまでDEAD ENDになった230人と今回のキャスト7人(プロデューサー、射落、瀬名以外の全員)、合わせて237人の命とヒヨリを天秤にかけるって言ったんだよね。ところがミズヒヨが異世界に残って月日が流れた後の会話では、”234人”分のデータを情報局に引き渡し、残りは”2人”だと言っている。つまり全体の人数は”236人”で、1人減っていることになる。これってメイちゃんのことだよね……?(関係ないんだけど情報局からの通信、今聞くと明瀬だってめちゃめちゃ分かるな……)

唯一メイちゃんの賭けに決着がついてないのは双巳END……別に両想いが条件なわけではないから勝てる可能性はもちろんあるんだけど、、、がんばれメイちゃん。

茅ヶ裂√では、マモルが「でも……何か……僕には贖うべき人がいた気がして。幸福を、別つべき人というか……」と言ってくれてるのが切ない。言葉のチョイスも考え方も茅ケ崎さんらしい。メイちゃんも「二人が一緒にいるとこ見ると安心する」「二人とも周りにすごく気を遣ってる感じするから、幸せになってほしい」って言ってくれてたし、ほんとに優しさに溢れた√だなあ。茅ケ裂さんとメイちゃん、気を遣わないでって言い合ってたしある程度は互いの事情を理解してたんだろうけど、どこまで知ってたんだろう? というかスポンサーは今回限りのプロデューサーと本物のプロデューサーに対してどういう認識だったんだろ? 例えば茅ケ裂さんが『太陽』のバックナンバーの持ち出し許可を請うたのはメイちゃんの方?
 
 
メイちゃん以外の√でメイちゃんの切ないポイントを探し出したらキリが無いと思うけど、萬城√でメイちゃんとヒヨリで恋愛ドラマしてるくだり結構しんどいな……
恋人役なのに不自然なくらい距離取ったりト書きに抱擁するって書いてあるのをすっ飛ばしたり台詞が棒読みだったり(メイちゃんは恋愛ドラマに限らず演技が下手だって指摘されてるけど)、ヒヨリはトモセくんに告白された直後でいっぱいいっぱいだし陀宰くんに好意を寄せられてるなんて思いもしないけど、ヒヨリに恋愛物は避けておきたかったって言われて「…………俺が積極的にやるわけないだろ」って返すの、、、この間が!間が!!だってアラート音的にこのドラマ指定したのメイちゃんなのに、、、、
 
 
萬城√一番最初にやったからあんま覚えてなかったけど瀬名、萬城、明瀬、陀宰がキャストの学園ドラマで「同じ時代を生きてるんだから離れてたっていつでも会いに行けるよ!」的な話をメイちゃんにさせてるの本当にしんどいな、、、
 
 
明瀬√でヒヨリが演じた、DEAD ENDになったユキと同じドラマはメイちゃんにとっても意味を持っていたわけで。死んでしまったヒロインが生者の世界と別れる決心をするドラマを演じきったヒヨリを見て、メイちゃんも決心したのかもしれない。
その後ディレクターに死者のことを思い出すのには何かトリガーがあるのかと質問したのは、自分の賭け(ヒヨリに自分のことを思い出してもらう)の為というより、妹の記憶が無くなっている明瀬くんのために訊いているような気がする。だってその直後、退席した明瀬くんに声をかけに行って、明瀬が皆を帰還させてこの世界に残るなら俺も励ますし協力するって言ってるんだもんね、自分の賭け諦めてるじゃん……
 
 
明瀬くん自身が帰還してから「俺も、みんなが帰ってからの記憶はだいぶ曖昧だな……」って言ってるのは、その記憶の殆どにメイちゃんが絡んでいたから、異世界にメイちゃんと二人で残されて(プロデューサーもいるけど)、必然的にメイちゃんが残りの異世界生活の記憶の大部分に絡んでいたから、だからそれが消されてしまって記憶が曖昧なのでは
追記)陀宰√のメイちゃんも前回配信組を帰還させた後、廃寺くん(というかその時点では廃寺タクミじゃないのでアステル)と一緒に過ごしてたはずなのに「一人だったような、そうじゃなかったような……もうあんま覚えてないな」って言ってるしな
 
 
異世界ではバングルで健康管理されてるから怪我や病気にならないって最初の方で言われてた気がするのに獲端√でヒヨリや獲端くんが風邪ひいたのなんでだろって思ってたけど、獲端√読み返すと、ヒヨリが風邪ひく直前に射落さんと廃寺くんと瀬名で、恋の病は風邪みたいな症状が出るものだって話してたんだよね。それで廃寺くんがシステムを弄ってヒヨリに風邪をひかせたのかもしれない。でヒヨリが復活した朝には「風邪はうつるものだ」って話を廃寺くんとしていて、だから獲端くんまで風邪をひいたのかも。恋愛は障害やトラブルを二人で乗り越えてこそ仲が深まるものだって射落さんが廃寺くんに教えていたり、萬城、陀宰、廃寺で漢字勉強するショートエピソードで「恋と愛って何が違うの?」って廃寺くんが訊いていたり……獲端√で獲端とヒヨリが演じたドラマの「恋ってどういうもの?」というテーマは、実は廃寺くんのテーマなのかな。
 
 
茅ヶ裂√読み返してみると、√入ってすぐのところで誰かのことが気になるとか、ふとと思い出したことがあるとかないですかって茅ヶ裂さんがメイちゃんのこと探り入れてくれてるんだね。その後の会話でヒヨリに「苦労している人がいるのに平然としてる自分が許せないみたいな」って言われた時は「それは僕も心当たりがある」って返してるから、この心当たりはもしかしたらメイちゃんのことなのかも。メイちゃんは今回の賭けの話を茅ヶ裂さんにしていて、メイちゃんはヒヨリへの恋心まで口にすると思えないけど茅ヶ裂さんは察しがいいから悟ったのかも。メイちゃんが「俺に気を遣わないで」茅ヶ裂さんが「陀宰さんこそ気を遣わないで、僕にそんな権利はない」って話してるのは、ヒヨリのことのように思えるし。茅ヶ裂さんはメイちゃんからヒヨリを奪ってしまったという意識があって、だから現実世界に帰還した後記憶が無いながらもメイちゃんのことを「贖うべき人、幸福を別つべき人」って言ってくれてる。本当に優しいな~~~私は茅ヶ裂さんとメイちゃんの二人を思いやりコンビと呼びたい。二人とも思いやりの一言でかたづけるにはあまりに自己肯定感が低いし自己犠牲が過ぎるけど、それでも思いやりコンビと呼ぼう。茅ヶ裂さんが自分の殻に閉じこもって人を避けるようになった時「まるで配慮されているかのように茅ヶ裂出演のドラマの配信が無かった」のは本当にメイちゃんが配慮してくれてたんだろう。メイちゃんもマモヒヨのこと「二人が幸せそうにしてると安心する」なんて言って、マモヒヨがデートから帰ってきた時「どうでしたか、デートは」なんてからかう余裕まであって、マモヒヨのことを応援してあげていて、自分の賭けと恋心を諦めをつけているように見える。それもヒヨリの相手が茅ヶ裂さんだからこそだと思うし、ほらやっぱり二人は思いやりコンビ
 
 
メイちゃんは同じ情報収集班の明瀬くんと茅ヶ裂さんにそれぞれ違う方面で手の内を明かし協力関係を築いていたわけで、その辺の立ち回りの上手さはさすが前回一人でプロデューサーを見つけただけのことはある……
ところで明瀬√で、明瀬くんがプロデューサーの目星はついた、ここ数日で確信したって言ってたけど、それは誰のことだったんだろう?ここ数日、の中には間違いなくメイちゃんとの情報のやり取りが含まれているだろうからそのまま素直にメイちゃんのことなのか、あるいは廃寺くんまで辿り着けた……?明瀬くんがプロデューサーが誰か分かったんだって話をしているのはヒヨリの部屋で、この話をしている真っ最中に部屋の外からメイちゃんがヒヨリに声をかけるんだけど、「ん?陀宰か」程度で明瀬くんはこの時全く動揺を見せてない。もしプロデューサーはメイちゃんだと思ってるなら多少は動揺しそうなものだけど……
追記)双巳√だったか隔離√だったかで、明瀬くんは平然とヒヨリに嘘をついてたから、その辺は上手く取り繕える人なのかもしれないけど
 
 
射落さんの性別を特定したがるのは野暮だって自分でも分かってるんだけど、ヘンゼルとグレーテルの話でも射落さんは妹側のポジションだったし、廃寺くんがちょくちょく「女の人に見える」とか「僕は女だと思う」って言ってるのが気になって、やっぱり女性なのかなーと思う。いくら周囲に性別を宣言していなくても生体データには当然どちらか書かれているわけで、廃寺くんなら正解を知ってるはずだし……
ところでどの√でも射落さんは異世界調査に積極的だし推理をどんどん進めてくけど、それでも廃寺くんのことはあんまり疑ってないんだよね……萬城くんだか凝部くんだかに廃寺くんが敵意剥き出しで疑われた時も、「その反証を用意しろというのは小学生には酷な話だ」って庇ってたし、割と小学生だって信じたうえで接してるような……(もちろんそれがフェイクって可能性を射落さんが考えないわけは無いと思うけど)
 
 
あ……獲端√で最後ケイヒヨが帰る時にディレクターが「愛し合う恋人同士はいつも二人一緒に。そう教えて頂きましたからね」って言うけど、この台詞最初に言ったの射落さんだ……廃寺くんがこれを聞いてたからディレクターも言ったんだ……獲端√における射落さんの貢献度すごいなある意味
 
 
 射落さんはすぐ冗談めかしたり茶化したりするけど、でも冗談めかしながらいつも本当のことを言っているよね……双巳さんと仲良くしたくないとか、ヒヨリのことを考えて眠れなかったとか
 
 
陀宰√で無題のドラマを配信する直前メイちゃんは凝部くんに何をお願いしたんだろう?宿舎組は誰がここに集めたんだ?ってリアクションだったから、廃寺と何かゲームをして遊んで(時間稼ぎして)くれってお願いしたのかなって考えてるんだけど
 
 
嘘でもいいから言葉にしてくれればお前を信じられるのにって言う明瀬くんと嘘はつきたくないから無言になってしまうメイちゃん。花火のくだりで思ったけどこの二人いい組み合わせなんだよなー。真相√で二人並んでるスチルも絵面がいい。メイちゃんたちが隔離された後も明瀬君はずっとメイちゃんのこと気にしてるんだよね。
 
 
茅ヶ裂さんが「……僕と話すより、陀宰くんと話す方が楽しいのでは?」って気遣ってるのめちゃめちゃ刺さるよな……
 
 
明瀬くん視点のSSにメイちゃんも登場してんのほんとにしんどいよな、ヒヨリのことが好きなんだっていう明瀬くんのノロケに「分かる気がするよ」って静かに相槌を打つのも、こんなことならヒヨリに好きだって伝えなきゃ良かったとこぼす明瀬くんに「そんなことはない」と珍しく強い口調で反論するのも、ヒヨリたちを返した後一人で頑張れる気がしないと弱音を吐く明瀬くんに「俺が励ますし、協力するから」と言ってくれるのも、ほんとにほんとにしんどいな、なんでこんなにしんどいの……
 
 
メイちゃんたら誤魔化し方がへただよね!「独り言みたいなもので」とか「心意気みたいなもので」とかさ、そこが愛おしいんですけどね
 
 
射落√やってて思ったけど、ラストの二者択一ウルトラ鬼畜ゲームに失敗した直後は、射落さんが『237人の命』って言ってるし、ヒヨリも陀宰くんって名前出してるんだよなー。でも数日後?星空の下の場面では、『234人』のデータを情報局に引き渡し、残りは『2人』だと言っている。つまりこの間にメイちゃんの生体データが消されたんだよな……。鬼畜ゲーム以後プロデューサーが優しくなったって二人は話してたけど、それでもメイちゃんは消されてしまったんだな……

明瀬√でもメイちゃんが帰還できる可能性がほぼゼロに近いんだけど、凝部√みたいに取り残されているだけで希望があるのと帰還の可能性が全く無いのとは大違いなんだよな(私の気持ちが)。帰還出来ればいいってもんでもないかもしれないけど。

ちなみに、射落√でキャストは確認出来るだけで23回入れ替わってるって言われてたし(前回配信分は確認出来ないので数に入れてない)、この237人っていうのは24回×10人-P-射落-ヒヨリっていう計算なんだと思うけど、これだと毎回キャストにPが紛れ込んでいることについては考慮してないことになるんだよな……?